出前授業 レポート
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第2回 東根市立高崎小学校景観出前授業
2022.6.13

景観とはなにか
東根市立高崎小学校では5・6年生を対象に景観出前授業を開催し、景観とは何かを座学で学び、校外学習で景観を観ることでさらに理解を深めます。座学では、県内に沢山ある美しい景観を知り、県内で景観を保全する活動をしている方々の取組みを学びました。県の役割や、東根市で取り組むまちなみづくり、地元の方々の景観の取組みを知り、生徒からは「いろんな場所に行ったりして写真を撮ってみたい。景観はいろんな人が協力してきれいになっているんだなと思った。」という感想をいただきました。

関山大滝で隧道の歴史を学ぶ
座学の後は関山大滝を訪れ、関山隧道の歴史を学びました。隧道が出来る前と後では、山形県内の物流手段や交通事情はどのように変わったのか、隧道の建設にはどのような人が携わったのか、石碑や文学碑等にどんな思いが込められているのか、説明を聞きながら、地元高崎地区の歴史を学びました。

ビューポイント標識を読み取ろう!
関山大滝はやまがた景観物語おすすめビューポイントで、ビューポイント標識のQRコードを読み取ると、この場所にまつわる景観の物語や観光情報を読むことができます。迫力の水量と水音で、生徒達はタブレットを落とさないよう少し緊張しながら、滝を上から撮影したり、QRコードを読み取りました。

美しく観える視点場を探してみよう!
景観は見る季節や時間帯によって見え方が変わります。新緑が美しい季節なので、緑が映えてエメラルドグリーンの滝がとても美しいです。橋の隅か真ん中か、どこで撮るのが一番美しいか、各自が色んな方向から写真を撮りました。生徒達からは「どうやったら座学で見た写真のように美しく撮れるのか知りたい。」「もっと色んな景観に行って写真を撮りたい。」との声がありました。