大谷地沼(通称じゅんさい沼)では、青々とした田園風景の中、六月からじゅんさいの採取が始まります。じゅんさいの収穫作業は昔ながらの箱舟にのって行われ、沼の外から見るじゅんさいの収穫作業は美しく絵になる光景で、初夏の風物詩となっています
『箱舟に乗ってあなたも日本の原風景の中に・・・』
村山市富並大谷地沼の「じゅんさい」は、全国的にも数少ない天然のじゅんさいで、江戸時代から採れたと言われています。現在、天然のじゅんさいを採取しているのは、北海道の函館とここだけです。
「じゅんさい」はスイレン科の多年草で、ぬるりとした食感が特徴です。ここ大谷地沼で採れる天然物は寒天質が多いのが特徴です。実は20年以上前から皇室のご用達品であるとか。
そんな貴重なじゅんさい沼ですが、一時、田園に除草剤が使われるようになった時代には、ほとんどが枯れてしまい絶滅の危機に陥りました。それに危機感を抱いた地元有志により、きれいな水が行き届くように水路と排水溝の整備を行った結果、じゅんさいは増え始め、現在は豊富に収穫できるまでになりました。
収穫作業は現在も、江戸時代から続く方法である、箱舟に乗って身を乗り出し、水中の若芽を摘む形で行われています。6月から8月まで続く採取作業期間中は、この地の原風景を見ることができます。さらに、箱舟に乗って収穫体験を行うことができますので、箱舟の上から、この日本の原風景を体感されてはいかがでしょう。
段々ロングな雛まつり(3月)
東沢公園バラまつり(6月上旬~7月上旬)
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かまして、かまして、箱舟漕ぎレース(8月)
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碁点焼・楯岡焼(陶芸)
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