遮る物のない草原から雄大な神室連峰を見ることができ、雲の流れる様や草原を渡る風の音が大自然のすばらしさを再確認させてくれます。春から秋にかけては、山々と大草原、その中を走る馬の姿を見ることができます。
『神室の高原は 馬の聖地』
前森高原の馬の歴史は、1648年の戸澤藩2代目藩主・戸澤正誠の牧場づくりに始まり、奥州(岩手県)の馬を取り入れ、「小国駒」というブランドを築き、 徳川将軍家に献上するまでになりました。
生活に馬が密着した文化の象徴として松尾芭蕉の「蚤虱 馬の尿する まくらもと」(1689年)の俳句があります。
その後も1930年代の映画のロケ地に最上町の中心部の馬市が活用されるなど歴史を積み重ねてきました。
ビアハウス前にある大きな栗の木がここ200年ほどの歴史を見ているとも言われています。
【神室連峰】
神室連峰は、山形県の北東部、奥羽山脈中央部の西側に位置し、連峰の屋根をなす主峰の神室山(1,365m)、最高峰の小又山(1,366m)、怪峰火打岳などは、栗駒国定公園に含まれます。東北一のやせ尾根と言われる25キロに及ぶ連峰は、冬にはアルペン的な顔を見せ、東側の急斜面には美しいヒマラヤひだが刻まれ、別名「東北のミニアルプス」と呼ばれています。春には多くの残雪とブナの新緑が調和して見事。花は110種類程見ることができ、イヌワシやクマタカも生息しています。
もがみ桜まつり(4月)
前森高原サマーフェスティバル(8月)
堺田分水嶺コンサート(6月・10月)
赤倉温泉夏祭り(8月)
最上祭り(9月)
新そばまつり(11月)
グリーンアスパラガス、赤ニンニク、やまがた最上牛
前森高原周辺施設
乗馬体験、動物ふれあい体験、オートキャンプなど
封人の家(国指定重要文化財) 16km
大堀温泉 13km
赤倉温泉 13km
瀬見温泉・川の駅ヤナ茶屋もがみ 16km
舟形若あゆ温泉(山形県眺望景観資産)28km