一帯は猿羽根山自然公園として整備されており、散策を楽しみながら、眼下で大きく蛇行し悠々と流れる最上川や、新緑と残雪の月山、葉山などを見ることができます。良く晴れた日には遠く鳥海山も見ることができます。
『峠越えの歌人、詩人、歴史人たちの感動の宝庫』
猿羽根山には、歴史の道「羽州街道」の面影が残る。ここは、最上地方と村山地方とを分かつ峠で、当時は参勤交代で通る諸大名たちからも名だたる難所として知られていました。道中安全の、峠の地蔵として猿羽根地蔵が祀られ、数百年、広く民衆に信仰されてきました。今も、猿羽根地蔵は日本三大地蔵尊の一つとして知られ、縁結び・子宝・安産を願う多くの人々が訪れています。
当地には、多くの歴史に残る人物が訪れ、峠に着いた安堵感とその眺望の素晴らしさに感動し数々の作品が残されています。
元禄2年6月、おくのほそ道紀行で松尾芭蕉は尾花沢市から、ここを通って新庄市に向かいました。その時の作品である「風の香も南に近し最上川」の句碑が猿羽根山地蔵堂前の広場に建立されています。
昭和22年5月、齋藤茂吉も猿羽根峠を訪れています。その時の作品が歌集「白き山」にいくつかおさめられています。
ここ猿羽根山から見た残雪の月山の美しさを「雪しろき月讀の山横たふをあなうつくしと互(かたみ)に言ひつ」と詠み、大きくうねる最上川を「おのづから北へむかはむ最上川大きくうねるわが眼下(めのした)に」と詠んでいます。
ヒストリックカーミーティング(6月)
鮎釣り解禁(7月1日)
縄文炎祭(8月)
ふながた若鮎祭り(9月)
鮎、鮎加工品、舟形マッシュルーム、舟形スイーツ、山ぶどうジュース、ラズベリー(ジェラート、シャーベット)など
猿羽根山地蔵尊(日本三大地蔵尊)0.5km
舟形町立歴史民俗資料館(国宝「縄文の女神」のレプリカ展示)0.3km
アユパーク舟形 3km
舟形若あゆ温泉(山形県眺望景観資産) 6km
新庄市エコロジーガーデン(おすすめビューポイント) 12km
最上町前森高原(おすすめビューポイント) 28km