南に吾妻山、東に栗子山から蔵王山、北に大朝日岳など山形県南部の主要な山々と眼下に広がる米沢市街地を一望できます。朝もやの中の日の出、夏の夜空、冬の凛とした空気に臨む市街地など、季節を通して様々な表情をのぞかせてくれます。時折、市街地の外周を通り抜ける列車はまるで模型の趣きです。
『米沢眺望はまさに圧巻』
この地は元々、化物沢(ばけものざわ)と呼ばれていたのですが、昭和11年、化物沢(ばけものざわ)スキー場で開催された第9回全日本学生スキー大会に秩父宮殿下が御来臨(=お成り)されたことを契機に、この地を「御成山」と呼称するようになりました。
御成山を起点に南側に連なる斜平山(なでらやま)は標高500~600mの稜線が連なる丘陵状の山で、動植物の種類が多く、自然の宝庫と言われています。
眺望地につながる道沿いにはアジサイが植栽されており、斜平山の南側にある、通称“アジサイ寺”と呼ばれる笹野観音と共に、斜平山を彩ります。
歴史的にも恵まれており、米沢藩9代藩主、上杉鷹山公雨乞いの祈願は美徳として今も讃えられています。
眼下には、帝国人造絹糸株式会社(現テイジン) 及び日本の人造絹糸(人口的に造る絹に似せた繊維・レーヨン)、化学繊維工業の発祥地となった工場跡地(現米沢三中)がありますが、眺望地にはその記念碑 が建立されており、上杉鷹山公が興した米沢織を含め、繊維産業と共に発展してきた米沢を象徴しています。
米沢上杉まつり(4月29日~5月3日)
東北花火大会(7月)
愛宕の火祭り(8月)
なせばなる秋まつり(9月)
上杉雪灯篭まつり(2月)
米沢の味ABC(A…りんご B…米沢牛 C…米沢鯉)
米沢織、笹野一刀彫
舘山城址 1km
上杉家廟所 4km
松が岬公園(米沢城址)周辺 5km
上杉神社、伝国の杜、米沢市立上杉博物館、上杉城址苑など
小野川温泉 6km
白布温泉 20km
天元台(おすすめビューポイント) ロープウェイ湯元駅まで21km