蔵王の麓にある西蔵王公園展望広場からは山形市街をパノラマで一望でき、晴れた日には月山、朝日連峰の雄大な姿を遠望できます。また、日本夜景遺産に選ばれている大夜景は必見です。

【景観の成り立ち】
　山形市街の平地は、主に須川と馬見ヶ崎川の扇状地で形づくられています。このビューポイントからは、それぞれの川の流形や山形市街地の構成がよく見て取れます。市街地中心部にある四角い緑地は、山形城の本丸・二の丸の跡地で、都市公園『霞城公園』として整備され県民に親しまれています。
　また、市街地、田園、樹林地の三重構造がつくりだす階層性が感じられる景観は、山形県の県土景観の特徴のひとつで、３つの構造を秩序づけそれぞれを美しく見せてくれます。

【瀧山（りゅうざん）】
西蔵王高原の東にある瀧山（1,362m）は、約百万年前に活動した火山です。平安時代に慈覚大師が開山したと言われ、天台密教の修行場として300もの坊があったと伝えられています。
また、瀧山への参道の入り口にあたる山形市元木と成沢には、日本最古の石鳥居で国指定重要文化財に指定されている二つの石鳥居が立っています。

【西蔵王テレビ塔】
山形盆地の広範囲に電波を送信できる場所として、西蔵王にはＮＨＫ、民放あわせて６基の電波塔（テレビ塔）が建っています。背後の1,000mを超える山々を背に、周囲の景色にすっかり溶け込んでるテレビ塔は山形市民のシンボル的存在です。

西蔵王放牧場酪農まつり（7月）

西蔵王高原大根
峠のまんじゅう
手打ちそば
蔵王温泉　稲花餅　(いがもち)

西蔵王公園
山形市野草園（4月～11月開園）3km
大山桜（西蔵王放牧場）　　　　1km
石行寺（岩波観音堂：県指定有形文化財）4km
悠創の丘　　　　6km
陶芸の里平清水　7km
蔵王温泉　　　　10km
山寺　　　　　　22km