豪雪地帯にある水田と日本一のスイカ畑に囲まれ、花笠踊り発祥の地である徳良湖畔からは、残雪の二ツ森や翁山、湖面に映る桜並木や青空、紅葉、飛来する白鳥など四季折々の自然の姿を見ることができます。有名な花笠踊りは池を造った時の土搗き(どつき)唄から生まれたと言われています。
花笠踊り発祥の地!
徳良湖は、大正10年に完成したかんがい用水目的の人造湖です。尾花沢市の東側一帯は地形的に高台で農業用の水を引くのは難しく、田んぼにできませんでした。明治後期、お米の値段も高くなり、各地で開田ブームが起こります。1919(大正8)年、地元の豪商高宮常太郎氏は、トクラ森にため池をつくることを考えました。高宮氏は、尾花沢耕地整理組合を作り、資金を集めるとともに土地の所有者の協力を取り付け、事業を始めました。
徳良ため池は、合計で約7万人という多くの人々の力で1921(大正10)年に完成しました。築堤の最盛期には1日300人もの人夫が集まりましたが、毎日が単純な作業の繰り返しのため、人夫たちは作業に合わせて即興の唄(土搗き唄)を歌うことで気分転換をしていました。その時うたわれたのが、「花笠音頭」の元唄といわれています。その唄に合わせて、持っていたスゲ笠を回しながら踊るようにもなりました。これが「花笠踊り」の原型といわれています。
徳良湖まつり(5月)
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ガラス工芸(徳良湖畔:体験可)
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