山形県尾花沢市

40 花笠踊りを生んだ白鳥の湖 徳良湖の四季の移ろい

景観の特徴

豪雪地帯にある水田と日本一のスイカ畑に囲まれ、花笠踊り発祥の地である徳良湖畔からは、残雪の二ツ森や翁山、湖面に映る桜並木や青空、紅葉、飛来する白鳥など四季折々の自然の姿を見ることができます。有名な花笠踊りは池を造った時の土搗き(どつき)唄から生まれたと言われています。

景観物語

花笠踊り発祥の地!

徳良湖は、大正10年に完成したかんがい用水目的の人造湖です。尾花沢市の東側一帯は地形的に高台で農業用の水を引くのは難しく、田んぼにできませんでした。明治後期、お米の値段も高くなり、各地で開田ブームが起こります。1919(大正8)年、地元の豪商高宮常太郎氏は、トクラ森にため池をつくることを考えました。高宮氏は、尾花沢耕地整理組合を作り、資金を集めるとともに土地の所有者の協力を取り付け、事業を始めました。
徳良ため池は、合計で約7万人という多くの人々の力で1921(大正10)年に完成しました。築堤の最盛期には1日300人もの人夫が集まりましたが、毎日が単純な作業の繰り返しのため、人夫たちは作業に合わせて即興の唄(土搗き唄)を歌うことで気分転換をしていました。その時うたわれたのが、「花笠音頭」の元唄といわれています。その唄に合わせて、持っていたスゲ笠を回しながら踊るようにもなりました。これが「花笠踊り」の原型といわれています。

イベント情報

徳良湖まつり(5月)
全国花笠マラソン大会(5月)
花フェスタin徳良湖(7月)
尾花沢牛肉まつり(8月)
尾花沢新そばまつり(10月)

グルメ情報

尾花沢すいか、スイカサイダー、スイカワイン、スイカカレー
尾花沢牛、尾花沢そば、六沢大根
ガラス工芸(徳良湖畔:体験可)

まわりの観光スポット

徳良湖周辺
徳良湖温泉花笠の湯、徳良湖オートキャンプ場、レストラン徳良湖、子供広場、グラウンドゴルフ場、パークゴルフ場、花笠グラウンド、テニスコート
鶴子温泉   11km
道の駅尾花沢 13km
銀山温泉(おすすめビューポイント) 10km

視点場と周辺マップ

☆ご意見・ご感想☆

実際に景観をご覧いただき、いかがでしたでしょうか?率直なご意見・ご感想をお聞かせください。
皆様から頂いたご意見は山形の美しい景観資産発信や地域活性化の取り組みに役立てられます。
個人情報の取扱いについて
Q1あなたの 年代
Q2あなたの 性別
   回答しない
Q3あなたの 国籍
Q4あなたの お住いの都道府県
Q5景観について 5段階評価
 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆
その他 ご意見等、ございましたらお書き下さい。