地域住民の活動から生まれた展望台で、山形市街を西側から一望でき、県土景観の特徴的な構成である樹林地・田園・市街地という三重構造の美しく壮大な景色を眺めることができます。
これぞパノラマの醍醐味
この場所は周辺住民の危機意識から始まった「地域づくり活動」の中から、地元のみんなで考え、知恵と技術を絞り出して創りあげられた視点場です。山辺町作谷沢、山形市双葉・滝平の3地区が行政の境界を超えてはじまった取組みは、この地域を通る「狐越街道」にちなんで、山形市と各地域を結ぶ道を「狐一巡街道」と名付け、街道沿いの住民による連携した活動へとつながっていきます。活動の中では、地域内の魅力的な風景を活かすことやビューポイントをつくる「景観力アップ」が大きな柱の一つにあげられ、まず、山形市滝平地区に「初恋の丘」と名付けた展望台が建設されました。この絶妙な名前は印象深く、忘れることはなく、そこから住民パワーは「ふれあい展望台」建設へと引き継がれていったのです。
「ふれあい展望台」は、住民の思いや夢を形にすべく、住民、企業、行政などの協働・連携により、みんなで考え、知恵と技術を出し合い創りあげられました。この展望台は、地域の「宝」という共通認識のもと、管理や周辺の草刈りなどの継続した活動となっており、将来の世代に引き継いでいくべき良好な眺めとして、平成24年3月16日付で県の眺望景観資産第3号の指定を受けています。
・山形市少年自然の家主催事業多数
(親子自然体験、キャンプ、プラネタリウム一般公開など)
・ラーメン
・中華そば
・パン
・中国料理
・出塩文殊堂
・百目鬼温泉
・沼木温泉
・長谷堂城址公園
・山形市西公園