戦国最強と語り継がれている上杉謙信を祭神として米沢城本丸跡に建立された上杉神社。本殿・拝殿などの美しい日本建築のほか、桜や幻想的な雪灯籠まつりも有名です。
最強の武将の砦 戦国時代に想いを馳せる
祭神は戦国時代の名将で、米沢藩の藩祖として崇敬されている上杉謙信です。
江戸時代、謙信の遺骸は米沢城本丸の南東隅にあった御堂に安置され、歴代藩主の位牌と共に、真言宗寺院により手厚く祀られていました。
明治になって、仏式から神式に改められ、明治5年に謙信・鷹山を祭神とする上杉神社の神号が許され、同9年に米沢城本丸跡(現在地)に社殿が建てられました。同35年には別格官幣社(=国が管轄する官社の中で、皇室や国家に尽力した偉人をまつる)に昇格し、この時に祭神は謙信一柱となり、鷹山は摂社に祀られ松岬神社と称しました。
大正8年5月19日、舘山口町から出火し市内約1,070戸を焼失した米沢大火で類焼、本殿などほとんどの建物が焼け落ちました。神社の再建は、翌9年から始められ、同12年4月に完成しました。設計は、平安神宮・明治神宮などを設計し、神社仏閣設計の第一人者である米沢出身の東京帝国大学(現在の東京大学)工学部教授の伊東忠太博士によるもので、唐門や透塀、檜造りの本殿・拝殿などに感じられる日本建築の美や鉄筋コンクリートで建てられた、重層切妻造りの宝物館「稽照殿」、校倉風の祭器庫など、和風の耐火建築も注目です。
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