南陽市宮内

86縁を結ぶ熊野大社への参道と大銀杏の眺め

景観の特徴

東北の伊勢とも称され、日本三熊野の一つに数えられる熊野大社。参道入口の大鳥居、参道にそびえたつ樹齢850年の大銀杏、風格ある拝殿・本殿と見応えいっぱいのパワースポットです。

景観物語

大銀杏は三羽のうさぎも見届けてきたか・・・

熊野大社の入口に県指定天然記念物である大銀杏がそびえ立っています。この大銀杏は、その昔源義家が「後三年の役」で奥州遠征をした際に、戦勝の御礼としてこの地に熊野社殿を造営し紀州熊野を遷宮した時、家臣鎌倉権五郎景政に命じ「イチョウ」を植えさせたと伝わってます。
大銀杏は周囲を柵で囲い、根回り11.1m、幹囲7.6m、樹高30.3m、枝張りは東西16.18m、南北19.6m、樹齢870年と推定される県内有数の巨木です。このイチョウは雄株のため独特の香りを放つ果実は実りませんが、落ち葉の時期には一面に黄色の絨毯を敷いた光景が広がります。双松公園入口にも数本のイチョウが植栽されており、銀杏拾いを楽しむ人や写真愛好家が集い晩秋の風物詩となっています。南陽市宮内地区では、平成8年度から熊野門前町景観整備事業がスタートしました。宮内は古くから日本三熊野のひとつ宮内熊野大社の門前町として発展し、江戸期には北条郷の郷頭として栄えました。明治以降、近代製糸業の繁栄により、町は活気で賑わい文化的土壌が培われました。
歴史的、文化的に中心市街であった熊野門前町の宮内地区、その風土を生かした魅力ある熊野参道を目指して、新しく木造鳥居の改修を実施し平成11年7月10日石造り大鳥居が無事竣工しました。
併せて参道を石畳に作り替える道路整備も行い平成12年7月5日この景観整備事業がすべて完了しました。
同年12月この南陽市宮市熊野門前町景観整備事業は、第8回やまがた景観デザイン賞で山形経済同友会大賞を受賞しています。

イベント情報

・熊野大社例大祭
例年7月23日~26日
0238-47-7777 社務所
・熊野大社夏祭り
子供獅子舞梵天ばよい
(コロナ防止で中止あり)
夏まつり実行委員会事務局(宮内公民
館) 0238-47-3112
・南陽のバラまつり
双松バラ園6月
0238-33-9512 南陽市観光協会

グルメ情報

・カフェ
・ドーナツ
・熊野大社證誠殿
・懐石料理・日本料理・カフェ・御土産販売

まわりの観光スポット

・熊野大社
・双松バラ園
・夕鶴の里

視点場と周辺マップ

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