南陽市赤湯

87烏帽子山公園「千本桜」に始まる四季の移ろい

景観の特徴

烏帽子山八幡宮に隣接し、赤湯温泉がすぐ近くのため参拝者や温泉客でにぎわい、市民の憩いの場、散策路としても人気があり、満開の桜,夏の緑陰や秋の紅葉、冬は白い静寂空間が楽しめます。

景観物語

季節により表情を変える まるで万華鏡のよう

烏帽子山公園に明治43年に建立された偕楽園碑には次のように記されています。「明治11年同志と相談し、大変良い場所である烏帽子山を選び、花木数百本を植え、樹間に娯楽飲食処を設け”富山”と名付けた。」とあります。
明治11年、12年の2回の大火でこの公園を含む全域が廃墟となりましたが、大火にもめげずに整備植栽が続けられこの”富山”を含む2町7反歩(27,000㎡)が園地として整備されました。
明治26年には偕楽園と命名されましたが、その後、水戸偕楽園に敬意を払い「烏帽子山公園」と名前を変えて現在に至っています。
この公園は、日本最大級のエドヒガンの群生地として知られ、全国の桜の名木から頂いた二代目桜も楽しめます。
平成2年3月「さくら名所100選」に選ばれ、これを機に、平成2年4月「烏帽子山千本桜保存会」が会員86名で結成されました。
平成6年「置賜さくら回廊」として、山形県南部の置賜盆地赤湯温泉から長井市を経由し白鷹町荒砥までの約43kmを結ぶ山形鉄道フラワー長井線沿線のさくら名所から、この観光ルートが選定されました。
このさくら回廊は樹齢1200年余りの古木や由緒ある名木で知られるさくらの名所をつなぐルートで、烏帽子山公園のさくら景観は置賜さくら回廊の南の起点となっています。この公園は、烏帽子山八幡宮に隣接し、赤湯温泉がすぐ近くのため参拝者や温泉客でにぎわい、市民の憩いの場、散策路としても人気があり、満開の桜,夏の緑陰や秋の紅葉、冬は白い静寂空間が楽しめます

イベント情報

・赤湯温泉桜まつり4月上旬~5月上旬
・観光さくらんぼ園6月中旬~7月上旬
・赤湯温泉ふるさと祭り9月の第2土曜・
日曜
・烏帽子山八幡宮の例大祭9月15日
・赤湯温泉観光朝市
6月~7月第2・第4日曜
8月~10月第1・第3日曜
・観光ぶどう園8月上旬~10月中旬

グルメ情報

・ラーメン・ワイナリー・ぶどう酒工場

まわりの観光スポット

・烏帽子山八幡宮
・赤湯温泉
・稲荷森古墳
・結城豊太郎記念館

視点場と周辺マップ

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