小国町市野々

88横川ダムに佇み思い出を抱える大イチョウ

景観の特徴

横川ダム建設時、地域住民の強い要望により伐採されず、非浸水域へ移植されたこの大イチョウは、その後しっかりとこの地に根付き、ダム湖と一体となり四季折々の優美な姿を見せてくれます。

景観物語

湖畔に現れる姿は想像を超える景色に

横川ダムのほとりにある広場。町指定文化財の大イチョウの木や、イチョウの形をしたイチョウ池などがあります。
この”大イチョウ”は飛泉寺の庭前に植えられていたものであり、時代は飛泉寺開山の頃(応永34年、1427年)まで遡り、樹齢数百年に及ぶと言われています。
横川ダムの貯水池内に生育していたことから伐採補償の対象となりましたが、地域住民からの強い要望と文化財保護の観点から伐採ではなく非浸水域へ移植され、保護されることとなりました。移植された大イチョウは、その後しっかりとこの地に根付き、ダム湖と一体となって四季折々に優美な姿を楽しませてくれます。
貯水位の下がる夏場には、イチョウが移植前に成育していた場所に設けたモニュメントが姿を現し、大イチョウ移植の軌跡をたどることができます。

イベント情報
グルメ情報

・そば・わらび餅

まわりの観光スポット

・きてくろ館
施設内部では、地元の自然や歴史に関する資料が展示されているほか、羽越水害から横川ダムが建設されるまでの歩みなどを紹介。
また屋上展望台からは、湖面が一望できます。

視点場と周辺マップ

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