鶴岡市由良

92八乙女浦の伝説と黄昏の白山島

景観の特徴

「日本の渚100選」にも選ばれている由良海岸とシンボルの白山島。出羽三山の開祖と言われる蜂子皇子が上陸したとされる秘境の地「八乙女浦」には時を超えた神秘と伝説が漂います。

景観物語

時を超えた神秘な伝説が漂う

日本の渚100選にも選ばれている「由良海岸(ゆらかいがん)」。由良海岸のシンボルである白山島は、3,000万年前の火山性噴火によってできたといわれており、高さ72m、周囲436mの島で、砂浜から島まで177mの赤い橋がかけられ、その景観から、「東北の江ノ島」と呼ばれています。八乙女浦の伝説(やおとめうらのでんせつ)今より1400年前、出羽三山の開祖と言われる蜂子の皇子(権力争いで蘇我馬子によって暗殺された第32代崇峻天皇の一子)が追っ手を逃れ、丹後国の由良(京都府)から海路北へ向かい、この地にさしかかった時岩の上で八人の美しい乙女が笛を吹き、舞いながら皇子を招き入れたと言われています。
この八人の乙女が踊ったところを八乙女浦と呼び、丹後の由良から出航した皇子が上陸したことから「由良」と名付けられました。八乙女浦の洞窟は羽黒山頂の神の井戸とつながっており、皇子は三本足の烏(からす)に導かれて赴いたと言う伝説が残っています。白山島へと続く、橋の近くの海岸には、八乙女の恵姫(えひめ)と美凰(みおう)の姉妹の像が立っている。秘境の地、八乙女浦には時を超えた神秘と伝説が漂います。

イベント情報

・ゆらまちっく漁村体験
(八乙女浦クルージング、磯ガニ釣り体験、漁業体験、貝殻クラフト作りなど)

グルメ情報

・ラーメン・和食・そば

まわりの観光スポット

・白山神社
・由良海洋つり堀
・由良温泉
・由良海水浴場、由良キャンプ場
・八乙女の像

視点場と周辺マップ

☆ご意見・ご感想☆

実際に景観をご覧いただき、いかがでしたでしょうか?率直なご意見・ご感想をお聞かせください。
皆様から頂いたご意見は山形の美しい景観資産発信や地域活性化の取り組みに役立てられます。
個人情報の取扱いについて
Q1あなたの 年代
Q2あなたの 性別
   回答しない
Q3あなたの 国籍
Q4あなたの お住いの都道府県
Q5景観について 5段階評価
 ★★★★★ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆ ★☆☆☆☆
その他 ご意見等、ございましたらお書き下さい。